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EQと心理学で人と組織を育てる
一般社団法人日本ハピラボ協会
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茨城県水戸市笠原町1189-2グリーンヒル西野ビル2F
どんなにスキルが高くても、人間関係のストレスで力を発揮できない。
チームの空気が悪く、職場がぎくしゃくしている。
部下の感情をどう扱えばいいのか分からない。
そんな課題を感じている企業・組織が、今、注目しているのがEQ(感情知能)です。EQとは、自分や他者の感情に気づき、理解し、その感情を行動や判断に活かしていく力のこと。
私たちはこれまで、仕事は理性や正しさで進めるものだと考えがちでした。
しかし実際の行動や判断を左右しているのは、理屈だけではなく「感情」です。
EQを高めることで、感情に振り回されるのではなく、自分の感情を理解し、相手の気持ちに配慮しながら、状況に応じた行動を選べるようになります。
その結果、職場の空気が変わり、チームの生産性と信頼関係が同時に高まっていきます。
これが今、多くの企業・組織がEQに注目している理由です。
EQ(Emotional Intelligence/感情知能)とは、自分や他者の感情に気づき、理解し、その感情を行動や判断に活かしていく力のことです。
私たちは日々、「分かっているのに、できない」「正しいはずなのに、うまくいかない」という場面に直面します。
その多くは、能力や努力不足ではなく、感情がどのように影響しているかに気づけていないことが原因です。
EQは、そうした「感情と行動の間」にある見えにくい部分を扱う知性です。
IQや専門スキルは、思考力や知識、処理能力といった「考える力」を示します。
一方でEQは、
自分の感情に気づけているか
感情に振り回されずに選択できているか
相手の感情をどう受け取り、関わっているか
といった、人としての反応や行動の質に深く関係しています。
どれだけ頭が良く、スキルが高くても、感情の扱い方を誤れば、判断がぶれたり、人間関係がこじれたりします。
企業や組織の成果を大きく左右する要因のひとつに、
EQ(Emotional Intelligence Quotient:感情知能)があります。
EQとは、単なる性格の良さや感覚的なものではなく、自分や他者の感情を理解し、行動や判断に活かす力を指します。
「この人なら信頼できる」「一緒に仕事がしたい」と感じさせる
人間的な魅力や影響力の土台とも言える力です。
EQの理論は、ピーター・サロベイ博士(イェール大学)とジョン・メイヤー博士(ニュー・ハンプシャー大学)という2人の心理学者によって提唱されました。
アメリカ社会は、実力主義であると同時に、学歴やIQ(Intelligence Quotient)が能力の指標として重視されてきた背景があります。
そのため長らく、「IQが高い人ほど、ビジネスでも成功する」と考えられてきました。
しかし、サロベイ博士とメイヤー博士が多くのビジネスパーソンを対象に行った調査では、IQが高いことと、実際の成功との間に必ずしも強い相関がないことが明らかになったのです。
「では、成果を出している人たちには、IQ以外にどのような共通点があるのか?」
この疑問から、両博士は実際にビジネスの現場で成果を上げている人たちを対象に、さらなる調査を行いました。
その結果、浮かび上がってきたのが、対人関係能力の高さでした。
具体的には、成果を出している人たちは、
自分自身の感情に気づき、適切にコントロールできる
相手の感情や立場を理解し、配慮した関わりができる
感情を無視せず、影響力として活用している
といった共通した特性を持っていたのです。
こうした能力の重要性に着目した両博士は、これを EI(Emotional Intelligence:感情知能) と名付け、1990年に論文として発表しました。
EIの高い人の周囲には、自然と信頼や協力が集まり、結果として組織全体の成果にもつながっていく。
この考え方はその後、リーダーシップ、組織開発、人材育成の分野へと広がり、現在では EQとして「測定し、育成できる力」として世界中の企業や教育現場で活用されています。
現代の職場では、テクノロジーの進化や働き方の多様化が進む一方で、
人と人との関係性や、感情の扱い方に関する課題がこれまで以上に表面化しています。
たとえば…
リモートワークによる、意思疎通や信頼関係の築きにくさ
上司・部下・世代間の価値観の違いによる誤解や摩擦
感情を抑え続けることによるストレスや燃え尽き
メンタル不調や離職率の上昇
チーム内で本音を出せない、心理的安全性の欠如
こうした課題は、一見すると別々の問題に見えますが、その多くは共通して「感情をどう認識し、どう扱っているか」という点に関係しています。
感情は、仕事の邪魔になるものではありません。
むしろ、感情は行動・判断・関係性に大きな影響を与える重要な情報です。
しかし、感情に気づかず、扱い方を知らないままでいると、
すれ違いが起きる
本音が出なくなる
エネルギーが消耗する
といった状態が、組織全体に広がっていきます。
だからこそ今、EQを高めることは単なるスキル研修や対処療法ではなく、組織のあり方そのものを整える、最も実践的な人材戦略として注目されています。
EQは、人の内面と行動をつなぎ、個人の変化を、チームや組織の変化へと広げていく力なのです。
EQこころの知能指数
人の態度や言葉、振る舞いといったあらゆる言動は、そのときどきの感情の状態に大きく影響されています。
私たちは日々、感情に基づいて判断し、行動し、関係を築いています。
そして逆に、行動を変えることで感情が変わることもあります。
このように、誰もが必ず使っている「感情」に気づき、それを理解し、状況に応じて扱う力こそがEQを発揮している状態です。
EQは、性格や生まれつきの資質によって決まってしまうものではありません。
遺伝などの先天的要素は比較的少なく、教育・学習・体験・訓練を通して高めていくことができる能力であると考えられています。
つまり、EQは「ある人だけが持つ特別な才能」ではなく、誰もが伸ばしていける、実践的な力なのです。
適切なトレーニングを行うことで、EQの発揮度は着実に高まっていきます。
その第一歩は、「EQは能力であり、EQを発揮することは、自分自身の力を発揮することなのだ」と理解することです。
感情を否定するのではなく、味方につける。
そこから、個人の変化が、組織やチームの変化へとつながっていきます。
感情を抑え込むのではなく、気づき、整理し、選択することができるようになるため、冷静で安定した判断が可能になります。その結果、感情的な衝突や無用なストレスが減り、職場全体の空気が落ち着いて整っていきます。
EQは、個人の内面を整え、
その変化をチームや組織の成果へとつなぐ力です。
EQの向上は、個人の内面に起こる小さな変化から始まり、やがて チーム、そして組織全体へと広がっていきます。
まず、社員一人ひとりの感情が安定すると、周囲との関わり方に余裕が生まれ、チームは協働しやすくなります。
チームがまとまり始めると、リーダーは過度な管理や調整に追われることなく、本来のマネジメントや育成に力を注げるようになります。
さらに、組織全体の雰囲気が整ってくると、働きやすさや安心感が社内外に伝わり、採用力や人材定着率の向上へとつながっていきます。
EQは、目に見えにくいものの、組織を内側から変えていく力を持つ、重要な経営資源です。
人材育成や働き方改革の中心にEQを据えることで、短期的な成果だけでなく、長期的な企業価値の向上を支える土台が育っていきます。
EQは、人と組織の関係性を整え、
成果が生まれ続ける循環をつくります。
EQ(感情知能)の提唱者であるサロベイ博士とメイヤー博士は、EQを「ひとつの性格特性」や「対人スキルの総称」としてではなく、4つの個別能力(ブランチ)によって構成される“能力モデル”として定義しました。
つまりEQとは、単に「気持ちに敏感」「人当たりが良い」といった印象論ではなく、
感情を捉える
感情を思考に活かす
感情を理解する
感情を調整・マネジメントする
といった、複数の能力が相互に関係しながら働くことで発揮される総合的な力だと考えたのです。
この4つの能力は、それぞれ独立しているように見えて、実際には密接につながっています。
たとえば「自分の感情をうまく整える(マネジメント)」ためには、そもそも「今どんな感情が起きているかに気づく(知覚)」必要があります。
また「相手の気持ちに寄り添う」ためには、相手の感情をただ感じ取るだけでなく、「その感情がなぜ起きているのか」「どう変化しやすいのか」を理解する力が欠かせません。
サロベイ&メイヤーは、このようにEQを構成する能力を4つに整理し、各能力の働きと相互関連性を分析・解明しました。
この整理によってEQは、精神論や感覚論ではなく、測定・理解・育成が可能な“能力”として扱えるようになったのです。
自分や他者の感情に気づく力。表情・声のトーン・言葉の選び方・沈黙などから、今起きている感情のサインを捉えます。
EQの入口であり、ここが弱いと「そもそも気づけない」ため、対応が遅れたりズレたりします。
感情を「邪魔もの」ではなく、思考・判断の材料として活用する力。
不安は「リスクへの注意」を促し、喜びは「挑戦へのエネルギー」になるように、感情を“情報”として扱い、思考を助ける方向に使います。
感情の意味や背景、変化の流れを理解する力。
「怒りの奥に不安や悲しみがある」「疲労が焦りを強める」など、感情が生まれる理由や連鎖を読み解くことで、見立てと対応が的確になります。
感情を抑え込むのではなく、状況に応じて整え、建設的な行動へ導く力。
自分の感情だけでなく、相手やチームの感情にも配慮しながら、関係性を壊さずに前へ進める働きかけができるようになります。
4つの能力はバラバラではなく、流れとしてつながっています。
気づける(知覚)
→ 使える(活用)
→ 読み解ける(理解)
→ 整えられる(マネジメント)
つまり、EQの向上とは「最初から感情をコントロールする」ことではなく、気づきの精度を上げ、理解を深め、行動を選べる状態を増やしていくことです。
適切にEQが機能するためには、EQを構成する4つの能力がバランス良く発揮されることが重要になります。
自分のEQを知るとは、この4つの能力がどのようなバランスになっているかを知るということです。
EQは、生まれ持った性格や資質によって決まるものではなく、教育・学習・経験・訓練を通して高めていくことができる能力であると考えられています。
その理論的な土台となっているのが、EQ提唱者である ピーター・サロベイ博士 とジョン・メイヤー博士 による研究です。
両博士は、EQを単なる性格傾向や対人スキルの集合ではなく、4つの個別能力によって構成され、それらが相互に作用することで発揮される「総合的な能力」として整理・定義しました。
EQは、次の4つの能力から成り立っています。
1.感情の識別
自分や相手の気持ちに気づき、感情のサインを読み取る力
2.感情の利用
状況にふさわしい感情を生み出し、思考や判断に活かす力
3.感情の理解
感情が生まれる原因や変化の流れを理解し、先を見通す力
4.感情の調整
感情を抑え込むのではなく、整えながら適切な行動へとつなげる力
これらの能力は、それぞれが独立して存在するのではなく、互いに影響し合いながら発揮されるという点が、EQの大きな特長です。
EQIⓇ行動特性検査を活用することで、こうしたEQを構成する力が、日常の行動としてどのように表れているのかを可視化できます。
検査結果からは、
どの能力が強みとして発揮されているのか
どの部分に伸ばす余地があるのか
理想の状態と、現在の行動とのギャップはどこか
といった点を客観的に把握することが可能です。
これにより、感覚や印象に頼るのではなく、社員一人ひとりに合った育成ポイントを明確にした人材育成が実現します。
EQIⓇ(行動特性検査)では、感情が関わる場面において、その人がどのような行動傾向を取りやすいかが分かります。
具体的には、
感情に気づきやすいか、気づきにくいか
人との関わりの中で、どのような反応を取りやすいか
ストレスやプレッシャーがかかったときの行動傾向
判断や行動に感情がどのように影響しているか
EQを構成する能力のうち、強みとして発揮されやすい領域
今後伸ばしていくと効果が出やすい育成ポイント
といった点を、客観的なデータとして把握することができます。
これにより、感覚や印象に頼らず、「なぜこの行動が起きているのか」「どこを伸ばせばよいのか」を
具体的に考えることが可能になります。
一方で、EQIⓇは次のようなことを判断する検査ではありません。
人の優劣や能力の高低を決める
性格や人格そのものを断定する
将来の成果や成功を予測する
人事評価や選別のために用いる
EQIⓇは、「良い・悪い」を決めるための検査ではなく、「理解し、育てるための材料」を提供するツールです。
そのため、結果は固定的なものではなく、学習や経験、環境の変化によって変わっていく可能性を持っています。
EQIⓇの価値は、受検した時点の結果そのものよりも、その結果をどう理解し、どう活用するかにあります。
検査によって見えてきた傾向をもとに、
自己理解を深める
関わり方や行動を見直す
育成や研修につなげる
こうしたプロセスを経てこそ、EQIⓇは「成長につながるツール」として真価を発揮します。
EQIⓇは、答えを与える検査ではなく、
成長のヒントを示すための検査です。
EQIⓇ行動特性検査は、受検して結果を知ること自体が目的ではありません。結果をどう読み取り、どう行動につなげるかによって、初めて意味を持つツールです。
EQIⓇの結果は、その人の感情の使い方や、対人場面での行動傾向を客観的に映し出します。
なぜ、この場面で反応しやすいのか
なぜ、ストレスを感じやすいのか
なぜ、関係性でつまずきやすいのか
こうした点を、「性格だから仕方ない」と片づけるのではなく、傾向として理解することが、変化の第一歩になります。
EQIⓇでは、得意な領域と、今後伸ばしていくと効果が出やすい領域が見えてきます。
すでに発揮できている強みは、意識的に活かす
無意識で使いにくい部分は、少しずつ練習していく
このように、「全部を変えよう」とするのではなく、焦点を絞って取り組めることが、EQIⓇの大きな特長です。
EQIⓇの結果を踏まえることで、感情に反応して「いつも同じ行動を取ってしまう」状態から、状況に応じて行動を選べる状態へと変わっていきます。
たとえば、
感情が高ぶったときに、一呼吸置く
相手の感情を推測し、関わり方を変える
自分の状態に応じて、仕事の進め方を調整する
こうした小さな選択の積み重ねが、個人の安定感や、対人関係の質を高めていきます。
法人導入の場合、EQIⓇは個人理解にとどまらず、人材育成やチームづくりの共通言語として活用できます。
面談や1on1での対話の質が高まる
研修内容を、実情に合わせて設計できる
マネジメントや育成の視点が明確になる
感覚や経験則だけに頼らない、納得感のある育成・支援が可能になります。
EQIⓇの結果は、人を決めつけるための結論ではありません。
検査結果はゴールではなく、
成長に向けたスタート地点です。
この結果をどう理解し、どのような学びや実践につなげていくかによって、EQは確実に育っていきます。
EQIⓇ行動特性検査によって、自分やメンバーの感情の使い方、行動傾向は見えてきます。
しかし、「分かる」だけでは、人や組織は変わりません。
大切なのは、検査結果をもとに
なぜその行動が起きているのか
どのように感情が影響しているのか
これから何を意識すればよいのか
を理解し、日常の行動に落とし込んでいくことです。
そのために設計されたのが、EQセルフサイエンスプログラムです。
EQIⓇで見えた傾向を起点に、自分自身を「感覚」ではなく「構造」で理解し、実践的な変化へとつなげていきます。
【オンライン】
・2022年6月24日(金)
19:00~21:30
【水戸会場】
・2022年6月11日(土)
10:00~13:00
・2022年6月25日(土)
13:00~16:00
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